Interior

no cat no life:vol.4「天井は猫さん専用 工夫いっぱいの白いインテリア」

「NO CAT NO LIFE」猫との暮らしを楽しんでいるお宅のインテリアのご紹介 VOL.4

 

練馬区の高層マンションにお住まいのあずきさんご夫妻のお宅は、猫と暮らしはじめた5年ほど前にご自宅をリノベーション。

リビングの隣にあった書斎の壁をとっぱらうと広~いリビングに!
人も猫も快適に暮らせる、開放的で明るく、安全で工夫いっぱ~~いのスペースに変身させました。

 

 

今年に入ってからは、ワンちゃんも新しく家族に加わり、人2・猫2・犬1で賑やかに暮らしています。

スッキリと片付けられたリビングスペースの秘密は?
「夫婦共働きなので猫や犬が安全にお留守番ができるように、家具を壁面収納にして地震が起きても倒れることがないように。電気コードなども危なくないように全て収納しています。」

 

なんと、猫のトイレも壁面収納の中に収まっているんです。

普段、猫トイレが収納されている右の扉は閉めいて、左から猫たちは出入りします。まっすぐ進むと奥にある寝室に行くことができ、右に曲がるとトイレスペースへ。

 

トイレスペースのすぐ上の扉にはトイレの掃除用品を収納。掃除もラクになったとか。

手持ちの収納家具でも、ちょっと手を加えてDIYすることで使えるアイデアです!

 

爪とぎ用にとカーペット地を巻いた柱は、猫さんたち天井まで楽々と登るそう。

登り切った先にはキャットウォークがあるのですが、そのキャットウォークはリビングスペースの天井を四方に広がり、曲がり角があり、合流地点があったりと、キャットウォークというよりまるでキャットストリート。

 

キャットストリートは壁面収納の上にも続き、猫ベッドなどが沢山置かれています。
L.L.Bean のベッドは名前を入れられるところがお気に入りだそう。

 

こんにちは~。
秘密基地みたいでいいですね!

ビビリな更ちゃんはこの日、このまぁるいカマクラの中から様子を伺っていました。

 

そして別のキャットストリートを進むと、更ちゃんと兄妹猫の楽くんが、ストリートのど真ん中で寝っ伏しておりました(笑)

 

リビング中央のストリートは、下界の飼い主たちがニンマリするためにスケルトン。

リラックス中の、プニプニ肉球やモフモフお腹をじっくりと観察することができるんです~
(ここから先は、あずきさんのInstagramからお借りした猫さんたちの画像も合わせてお楽しみください♪)

 

壁のキャットステップを降れば、下界に降りることができます。

 

通常、住居スペースは、「キッチン」や「子ども部屋」のようにエリアごとに空間を区切るものですが、こちらのリビングは下の空間を人とワンちゃんが使い、上の空間を猫さんたちが使うといったように、上下に空間を区切って生活しているのが印象的でした。

下の空間には、犬の陽(ハル)ちゃんがおりましたよ~

陽ちゃんはこんなに可愛いのに、ブリーダーさんのところでいわゆる「売れ残り」の状態でいたのだそう。
ペットをお金で売り買いできる場所では、売れ残ってしまった子は繁殖犬として一生を過ごす子も多いのですが、当時陽ちゃんから病気が見つかり繁殖犬になることは免れたそう。
その後レスキューされ、あずきさんのお宅でお迎えすることになりました。

今では、医療ケアを受け病気も完治したそうです。
良かったね~、陽ちゃん。

陽ちゃんの広々プレイスペース ↓

 

楽くんはいつの間にか下のスペースにおりてきて、パパさんに甘えておりました。

 

楽くんと更ちゃんのお父さん猫はラグドールです。飼い主に捨てられてしまったそうで、野良生活を送っていた時に楽・更ちゃんが産まれたのだそう。お父さんも鼻が白く、近所ではハクビシンが出たと騒ぎになっていたのだとか。

NPO法人ねりまねこさんがレスキューし、ペットの里親募集サイト「ペットのおうち」で里親募集していたところを、あずきさんご夫婦が可愛すぎるふたりを見つけ、里親に応募したのだそうです。

仲良し兄妹で、こんなに楽しいおウチに迎えてもらって本当に良かったね~
Instagramには超自然体な可愛いおふたりの姿がたくさんアップされています。

 

高層マンションのこちらのお宅、日当たりはバツグン。
東向きの窓に設置したハンモックでは、猫さんたちの朝のお昼寝スポットになっているそう。

 

ベランダからはスカイツリーも見渡せる眺望なんですっっ

 

猫さんたちのお気に入りアイテムを見せていただきました。

爪とぎは、猫ベッドも兼ねたドーム型のものを使っているのだとか。
ドームの脚は、ひっくり返すと猫耳みたいなデザインになるんですね~

 

「猫たちが使う食器は、陶器(日本製)のものを使うようにしています。」
フードやまぐろ節を入れたおやつの器は Classy Bowl 。食べやすいように高さがあり体の負担を軽減。器もヒゲがあたらない構造です。
水の器は、飲む量が変わる!と猫飼いさんから評判の良い、nekozuki ヘルスウォーターボウル を使っています。

 

「フローリングや猫のおトイレなどを掃除する際は、猫の害にならないものを使用しています。」
除菌と消臭効果に優れペットにも安心な フリジア for ペット

すごい使うので、業務用を購入しているのだそう(笑)

 

ドアストッパーって床やドアの下の方に設置するイメージですが、こんなタイプのものもあるんですね~

どの部屋のドアも、猫のために開けっ放しにしている猫飼いさんのお宅は多いですよね。でも、留守中などに危うく閉まってしまい、トイレに行けない・・・、お水が飲めない・・・、なんて危機的状況を事前に避けるために、こういったグッズも見逃せません。

 

ガラス扉の飾り棚の中には、作家さんたちの可愛らしい猫グッズがズラリ。
笑ってしまったのが、『愛猫ちゃんの落ちたひげをさして人間と猫が一体となり完成させて楽しむねこひげスタンド』だという sakusaku さんのねこひげスタンド

落ちている猫のヒゲが捨てられなくて、ボックスなどにこっそり保存している方がひっそりと存在していることは知っていましたが、この商品はユーモアがありセンスいぃ!

 

こういったグッズはじめ猫の情報交換は、ねりまねこさんの里親さん仲間で開催している「ねこ会」で、積極的に行われているのだそうです。

インドアな猫の場合、アウトドアな犬と違って猫飼いさん同士が出会う場所も交流する場も少なかったりするのですが(かく言うno cat no life も、そんな猫飼いさんのために有益な情報を発信したいとの思いでスタートしました)、里親さん同士のネットワークが存在している保護猫団体や個人で活動されている方や譲渡会などもあるので、猫を迎える際にはそういう点も意識してみると、その後の猫ライフがとっても楽しいものになるのかもしれませんね。

 

 

 

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